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研究開発の現場では中高の知識が大活躍

私は小さな会社ではありましたが、民間企業で12年間研究職に携わっていました。それを聞かれた保護者の方は驚く方も多いです。ただ、実際研究職というものが、それほど高度な知識を使って取り組んでいるかというとそうではありません。多くは中学、高校で習う理科や数学の知識です。そして世界中から情報を得るためには英語や国語の力もなくてはなりません。英語の語句などは少々難しいものもありますが、基本的にはこれらも中高で教わったことがほぼすべてであります。これはあくまで研究職の場合ではありますが、他の職種に至っても結局は中学、高校の知識が必要になります。

「勉強は出来るようになれば楽しい」の危険性

「勉強ができないならば勉強は楽しくない」という命題は真でしょう。その裏の命題「勉強ができるならば勉強は楽しい。」・・・これは真とは言いきれません。すなわ論理学上は偽(誤り)となります。なぜそう言えるのか、勉強ができないと判断するのは自分自身の基準においてです。問題が解けないことが多いなぁと感じる瞬間です。ところが勉強ができると判断するための基準は何でしょうか?テストでの得点や順位、あるいは偏差値であったりします。相対的に自分がどの位置にいるのかをもって判断しているのです。できるという判断は常に相対的なものであり、比べる相手が変われば状況が変わります。出来るようになればなるほど、上には上があることに気づかされます。出来るということには実は際限がないのです。頑張っても楽しくない。。。お母さんの言っていたことは嘘じゃん!なんて思うお子様もでてくるはずです。

勉強がなぜ必要か!?を丁寧に伝えることが大切

ある知識についてA君は15歳で身に着けました。Bさんは20歳で身に着けました。Cさんは50歳にしてはじめてその知識を身に着けました。Dさんは死ぬまでその知識に触れることはありませんでした。この側面だけに注目すれば不幸なのはDさんです。この知識が紡ぎだす世界を死ぬまで見ることができなかったのです。AさんBさんCさんともその世界を見ることができたのです。人生という長いスパンで考えたときには、この3人には大きな差はありません。十代のテストの成績はAさんがもっともよかったと推察されますが、所詮その程度の差です。知識なんていうものは自分が認識できる世界を広げるためのものです。知識の取得が早いか遅いかはそれほど大きな問題ではないはずですが、我々はついつい相対化してしまいがちです。だれかと比べてよくない・・・ということをあまりにも気にし過ぎていて、勉強がなぜ必要なのかを純粋にとらえられていないのではないでしょうか。いわずもがなのはずですが知識は純粋に人生の大きな武器になるのです。

勉強がなぜ必要か!?をドラクエにたとえてみると

TVゲームのドラゴンクエスト、わたしも子どものころ寝る間を惜しんでやっていました。最初はLv1からのスタートです。このゲームまず何をするのかというと、Lvを上げることです。スライムなんかの弱いモンスターを倒して経験値ためていきます。次第に強力な魔法を覚え、強力な武器や防具をそろえていきます。それらがすべてそろったときにラスボスを倒しに行きます。どうですか?勉強に似てないですか?ひとつひとつの知識が魔法であり、武器や防具であります。そしてラスボスはみなさんが将来なりたいものや作り上げたい暮らしです。ドラクエと一つだけ異なることを挙げるとすると、攻略法がどこにも書いていないことです。みなさんにとってのラスボスに有効な魔法や武器はだれにも分からないのです。ではどうするのか?できるだけたくさんの魔法や武器をそろえておくことです。すなわちできるだけたくさんの知識を集めておくこと。そしてそれをどのようにして使うかがラスボスを倒すかどうかを分けることとなります。そしてそれは1回しかチャンスがないのかというと決してそういうわけではありません。ゲームのように何回でもチャレンジすることはできます。ただそれは、ゲームとちがって時間までは戻せないというだけです。

勉強がなぜ必要か?それは自分がなりたい自分で居続けるため。

「一生働かずに暮らしていきたい。」「10人くらいの美女に囲まれて暮らしたい^^」とか保護者が聞けばギョっとするようなものでいいです。本来そこに貴賤はありません(良いも悪いもない)。ただそうなるために何が必要か?そしてその必要そうなものをすべて拾い集めることが勉強です。その中で足りないものがあれば、またそれを付けたしたらいい。足りないことを悲観し諦める必要などありません。高校受験や大学受験だけでなく知識はあなた自身が幸福であり続けるために絶対になくてはならない道具なのです。そしてそれを集めることが勉強なのです。こまごまとした結果をイチイチ他人と比べる必要なんかもありません。2年だろうが10年だろうが100年でもひたすらに拾い集めてください。

 

では、いつやるか?

当然・・・今でしょ・・・^^;   (おしまい)