キャンペーン情報やお役立ちコラム

こんにちは!名張市にある中学生、高校生のための学習塾、名張理数研です。中学校は今日で夏休みが終わります。学校行事なども多い2学期が始まりますが、これまで通りのペースを維持していってください。ただ大学受験の方はさらにもう一段ギアを上げ、これから先2月までトップスピードで駆け抜けましょう。

 

さて、「勉強が楽しい」なんていう人がいると、私なんかは「本当に!?」と疑っていまいます。確かに、山登りやマラソンのような、私個人の感覚ではどう考えてもただしんどいだけの活動が大好きだという人もいますので、それと同じような感じで「勉強が大好きだ」という人がいても不思議はないのでしょうが、やはりそういう人は山登りが好きな人のように、ごく一部なのではないだろうかと思うのです。

一方で、さまざまな塾のチラシなどを見ると、「分かる。楽しい!」、「勉強の楽しさ伝えます!」なんていうキャッチフレーズが踊ります。このケースに限って言えば100%ウソです。そこの塾の塾長や講師は本当に勉強したことあるのだろうかと思うのです。

勉強なんて、ひとつ分かれば、2つ新たに分からないことが生まれてくる。こんなイメージです。霧が一瞬晴れたかと思えば、すぐにもっと濃い霧がたちこめてくる。その繰り返しです。楽しいなんてことはあり得ない。暗く辛いものです。

それでは、なぜこんな勉強をするのかというと、各々がやりたいこと、実現させたいこと、なりたいものなどを達成するためには、みなさんが持てる知識を総動員しなければ達成できません。人脈を築く場合にすら知識は役立ちます。今皆さんが行っている行動は、それまでに培ってきた知識に基づくものです。知識が身についているからこそ、無意識のうちにその行動がとれるのです。社会にでたら学校で学んだことは役に立たないのではなく、無意識のうちにそれらの知識を使えるようになっているのです。

知識が増えれば、その無意識の行動の幅が広がるのです。そしてその幅はみなさん自身の強みになっていくのです。

 

勉強は暗く辛いものではありますが、みなさんはその辛いことを続けていかなければなりません。したがって我々は時には叱咤し、時には励まし、みなさんの支えに多少なりともなれればと思いますし、塾自体がそういう場でならねばならんと思います。

「勉強は分かれば楽しい」なんてことは、受験関係さならば口が裂けても言えないことだと思います。