こんにちは!名張にある大学受験、高校受験対策の学習塾名張理数研です。今日は朝から激しい雷雨など荒れた天気になりました。登下校の際は十分に気を付けてください。
さて、名張理数研では9月は受験生対象に三者面談を実施しております。高校生は非常に具体的に話が進むので非常にスムーズです。一方、中学生の中には、まだまだ進路について明確な態度を示せない人も多いです。中には高校なんて行かなくてもいいと言い出す人もでてきます。その逃げ出したくなる気持ちも分からなくもないです。
ただ、そんな人たちに聞きたいことがあります。
「来年の春から自分の力だけで生きていけますか?」
それにYESと答えられるのなら、確かに高校なんか行く必要はないと思います。社会にでて多いにその才能を発揮してください。チャンスはそこらじゅうに溢れています。
高校の選択はたしかに難しいと思います。通える範囲の学校ならどこも大差ないと感じる人の方が多いでしょう。また高校3年間のうちに、中学生のころ思っていたやりたいことが変わるかもしれません。そうするとその高校に行った意味は薄れてしまうかもしれません。しかしながら、若いみなさんにとっては、そのやりたいことや立てた目標にむかって行動を起こし継続することに価値があるのです。それが最終的に生きる力につながっていきます。
私は高校受験も、大学受験も失敗しています。どちらも第一志望には届きませんでした。しかしながら悔やむ気持ちというのはほとんどありません。少なくとも自分のやれることはすべてやったからです。そんな私でも、大学を卒業すると、ほとんど思ったことが叶えられるようになりました。夢だった研究者にもなり、それなりに研究実績も上げ、開発に携わった商品がトラックいっぱいに積み込まれ出荷されていく。そんな光景を目にするまでになりました。そして今では学習塾の仕事に取り組んでいます。十代や二十代のころにはまったく思ってもみなかった職業です。このように生きる力さえあれば、どのような状況でも対応できます。
生きる力とは決して成功するための能力ではありません。挑戦し努力を続けることで身についてくるものです。その物自体の成否は大きな影響はありません。そしてこの生きる力がみなさんが社会に出たときに、ただ唯一役に立つことです。受験勉強はその中でとても有効なトレーニング法と捉えることもできます。
努力を続けていれば、だんたんと失敗しにくくなるものです。せっかく受験という機会があるのですから、後悔しないよう全力で頑張ってください。