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内申点という教師の主観に左右されかねないものを受験に用いるのは避けた方がよいとは思うが・・・

内申点とは定期試験のスコアや日々の授業態度などを総合してつけられるものです。いわゆる通知表の合計点です。したがって、先生の主観に左右されやすいものでもあります。やはり、個人的には通知表のスコアを受験に用いるのは適当ではないと思います。私自身中学生のころ内申点は45点中26点でした。この内申点ではこの地域だとすると名張高校も難しくなるスコアです。一方でテストは学年でも常に3番以内に入るような成績でした。なぜこうなったのか、ただ当時の担当の先生に嫌われていたからです。こんな不公平な入試制度はやめにするべきだとは思いますが、ここはおそらく今後も変わることはないでしょう。

内申点を取るために①

内申点は基準がはっきりしません。絶対評価ならば通常80点以上で5、70点以上で4などと言われているケースが多いようですが、名張地域では5を取ろうとすると90点程度は必要なようです。そして、どうすれば内申点が取れるのか担当の先生から具体的な明言が少ないです。なぜ4だったのかをたずねても、もっと意欲的に授業に参加すれば・・・というような回答があるくらいです。これでは対応のしようがありません。少なくとも4の結果がもらえるのだから、意欲が他の生徒に比べて極端に劣っているなんてことはありえないはずです。

内申点を取るために②

したがって、内申点をとるための条件というのはハッキリしません。ただ少なくとも興味、関心、意欲、態度が評価項目に入っているようなので、それらと定期テストの点数を照らし合わせながら、評価の条件を探っていく必要があります。そのためには学習塾とも情報の共有を密にされる方が望ましいでしょう。そして各塾とも、内申点の合格ラインのデータはもっていますので、内申点としてどの程度足りないかはすぐに指摘できます。学習塾にもテストの点だけでなく、内申点対策も存分に頼ってください。これをできれば1、2年生のうちにやっておきたいです。

内申点を取るために③

内申点についていろいろと述べましたが、結局もっとも比重を占めるのが定期試験の得点です。しっかり定期試験対策を行い80点以上を安定して取ることを意識してください。そうすれば内申点は35点前後には到達しますので伊賀、名張地域の大半の高校の合格ラインをこえていきます。

高校受験に関わる内申点

三重県では3年生の1学期と2学期とされています。

1、2年生の通知表の成績も記入欄がありますが、内申点として評価されるものは3年生の1学期2学期となります。

学校の先生はなぜか正直に言わないことがありますのでご注意ください。

 

 

内申点合格ライン(理数研データによる)

名張高校・・・26

青峰高校・・・28~29

※これまでの実績から算出したもので、これ以下でも合格するケースもあり得ます。