学校の授業だけで勉強量は1日4.5時間ほど
子どもたちは学校の授業だけで1日4.5時間ほど勉強をしています。毎日1時間程度かから課題を与えられるとすると5.5時間です。平日5日間で27.5時間、土日の課題などを含めると1週間で約30時間の学習量です。一般的な学習塾一週間の授業時間は3時間から5時間程度です。名張理数研のようなフリータイム制の学習塾でも、やはり平均すれば週10時間程度です。学校の授業の割合の方が学習塾の勉強時間よりはるかに多いことが分かります。
学校の授業である程度身に着けることが大事
学校の週25時間程度の授業で身につかなかったことが、学習塾の数時間の授業で身につくはずがありません。このことからも学校の授業がいかに大事であるかが分かります。学校の授業と課題である程度のことは身に着けておくこの姿勢が大事です。
学校の授業を最大限活用するために・・・
方法論的なものを言うとすれば、よく言われる予習、復習です。とくに軽視しがちな予習を意識づけすることでかなり変わります。予習のポイントは次の授業では「何を教わるのだろう?」ということをあらかじめ見ておくことです。意外と多い問題点が、授業がはじまってすぐの時点で先生がなんの話をしているのだろう?となることです。予習のときに内容まで理解をしておく必要などありません。授業で何が説明されるのか。疑問点を明確にしておくことです。
二つ目は意欲です。これをもって授業に臨んでください。これがいちばん大切なことです。授業中どうせほかにすることなどないはずです。意欲熱意をもって授業に挑んでください。そうすれば家で勉強などせんでもいいくらいになります。意欲こそが学習時間を大幅に低減させます。意欲なき学習は何時間やろうと無意味です。学校で確保されている多くの学習時間を意欲無きままに過ごしていませんか。まずはそこを変えなければなりません。家で勉強する時間を減らすために。
学習塾ではとにかく勉強法を身に着ける
質より量だという学習塾も少なくありません。確かに量もある程度必要です。でも、人間なんだから楽したいのが普通です。当然勉強法についても工夫が必要です。これは原因と結果を常にむずびつけながら対応すればいくらでも方法は生み出せます。そして、名張理数研では「すらら」などを利用しながら、原因と結果をむずびつける学習を行っています。そうすることで生徒のみなさんは自然と正しい学習方法を身に着けていっています。平均すると週10時間という学習時間も浪人生や高校3年生が平均値を押し上げています。中学生だと塾に来る時間が週3、4時間でも好成績を収めている子供たちも多数います。
名張理数研は勉強のやり方を教える学習塾でありたいと考えます
以上の理由から、名張理数研では勉強法を身に着けてもらうための学習塾でありたいと思っていますし、それだけのノウハウを持っています。ただ、それもやる気、意欲がなければ無用の長物になってしまいます。やる気だけはあるというみなさん共に目標にむけて学びましょう。
やる気や意欲を維持するために
モチベーションの維持というものですが、これは切り替えが大事なのです。物事などというのは基本失敗するのです。私自身子供のころから失敗の記憶しかありません。何をさせてもビリだったので、失敗することが当然のようになっていました。いつのころからか、失敗することが悪いことだと思わなくなりました。もう一回やりなおしたらいいし。場合によってはいったん諦めてもいいのです。そんなことをしているとたまに上手くいくことがあります。めったにありませんが、その分やたらと嬉しいものです。失敗するのがあたりまえ、きっとその次もうまくいきません。おそらくその次もです。でもその何回か先にとてつもなく嬉しいなにかが待ってくれています。きっとみなさんが経験したことのないような嬉しさだと思います。これを経験すると失敗が怖くなくなります。失敗自体はとても悲しく悔しいことですが、その先にそれをはるかに凌駕する幸福なことがあります。しかも必ずです。それを知ってしまったために、私は失敗自体が楽しめるようにまでなりました。「やっぱりこれじゃアカンのかぁ~。」よう言うてます。