元素記号を覚える
最初から元素記号自体はCa(カルシウム)くらいまで覚えておき、遷移元素(主な金属元素)くらいを覚えておけばOKです。そして、各元素が周期表のどの位置にあるのかはしっかりと覚えておいてください。一番右端の列の元素に対して、どの程度離れているかがその原子の持つ価数になります。
化学式を覚える
化学式は日本名から言うと後ろから記号していきます。たとえば塩化ナトリウムの場合、ナトリウムという原子が後ろなので、Naから書きはじまます。塩化、つまり塩素Clがあるので、NaClとなります。
化学式は価数が一致するように構成する原子を増やしていきます。塩化銅(Ⅱ)は、銅Cu、これは2価の陽イオンです。Clは1価の陰イオンです。銅の2本の結合の手に対して、塩素は1本しかないので、結合の手を埋めるためには塩素をもう一つ用意する必要があります。CuCl2となります。
練習方法
スーパーなどで購入した化粧品や歯磨き粉、お菓子など、これらの裏面の成分表を見てください。その中で自分が化学式に直せそうなものは実際に直してみてください。意外と中学校や高校の理科の授業で登場した物質名が登場しているはずです。