今度の中2数学の期末試験では、三角形の合同条件が必ずどの学校でも出題されます。
もちろん、3つすべて覚えてください。
①(対応する)3組の辺がそれぞれ等しい
②(対応する2組の辺とその間の角がそれぞれ等しい
③(対応する)1組の辺とその両端の角がそれぞれ等しい
「対応する」は特に表記する必要はありませんが、無いと文章として少し変な感じがします。
いずれにしても暗記事項ではあるのですが、ただ覚えるだけではおもしろくないので、実際に三角形をこれにならって描いてみると意味が分かりやすくなります。では定規とコンパス、分度器を用意してください。
①三辺相等(上の合同条件①を漢字で表したものです。)
適当に7cmの直線を引きます。その両端から5cmと6cmの直線を引いて三角形を描く場合、形は一つに決まるはずです。
②二辺挟角相等
二本の直線を用意し、一方の端の点をくっつけて、その部分の角度を決めてあげると三角形がひとつだけ決まります。
③二角挟辺相等
一本の直線の両端から適当な角度の直線を引いてあげると、三角形が一つだけ決まります。
文章でみるとややこしいので、ぜひ実際にやってみてください。
合同条件とは、要は三角形を描くとき、最低限必要な情報を表したものです。「三角形を一つのきまった形にするには!?」という観点を頭のどこかにおいておいてください。