大学入試では2020年度からは新制度の試験が行われる予定にはなっていますが、あと数年はセンター試験が実施されます。
今回はセンター試験で得点源にすべき科目等をランキング形式で紹介します。
第1位 漢文
第2位 古文
第3位 数学ⅠA
第4位 英語大問3~6
第5位 化学
古文・漢文は1か月くらい勉強すれば満点を取ることも不可能ではありません。非常に費用対効果が高い単元です。この二つで国語のテストの半分の100点分を占めますが、ここを9割程度取ると、7割目標の場合は現代文は半分解ければよいということになります。逆に言うと現代文が得意な方なら、ごく平均的な学力の方でも180点以上の点数を取ることもできます。
数ⅠAはもっとも100点が取りやすい科目かもしれません。理系志望であれば90点は目指したいところです。
英語の大問3~6で約150点分の配点があります。文法を得点できても、3~6が取れなければ7割超えは厳しくなります。とはいっても、3~6を解くためには、語彙と文法は欠かせません。時間のかかる科目でもあります。非効率な学習はしないように心がけることが肝心です。
みなさんにとっては意外な感じでしょうが、古文、漢文は得点のしやすい科目です。覚えることを覚えてしまえば自然とできるようになっていきます。食わず嫌いはおすすめしません。それと、古文漢文は勉強しても完璧に理解したという状態にはならないと思います。そういう科目ですが、そのレベルでも十分に入試問題を解くことが可能です。