センター試験の役割
これは言うまでもありませんが、高校生として身に着けておいてほしい学力を評価するためのテストです。平均点が6割程度になるように作られています。
私立一般試験や国立二次
各大学趣向をこらしていますので、まとめてあげることはできませんが、各大学の特色をしっかりつかむことです。
国立志望者が陥りやすいこと
科目数が多く、あれもこれもという状態になり、どの科目も中途半端になることです。一科目ずつしっかり腰をすえて取り組むことをお勧めします。また、単なる暗記に頼らず、どうやったら効率よく学習できるか、そして二次試験にむけては本質的な理解が求められます。理解しながら覚えるという意識を持ってください。
私大専願者が陥りやすいこと
私大は文系であれば、国語・英語・社会の3科目が主流です。数学や理科は勉強しなくて良いと思いがちです。確かに定期試験で聞かれるような細かい知識は不要です。ところが、英語や国語の読解において、自然科学分野の引用は極めて多いです。学校の化学や生物、物理の先生が話す科学に関わる様々な話などは興味を持って聞いておいてください。その知識は国語や英語に大いに力をかしてくれます。受験に関係ないから、理科の時間は他の勉強をするなんてことのないように。言うまでもなく理系私大専願も同様です。国語、社会をおろそかにしないように。試験科目にないから、勉強しなくてよいではなく、大学側からすると、試験にない科目は英語や国語の問題で間接的に問うことができるということに過ぎないのです。すべきことは、ただ授業を一生懸命に聞くということです。