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こんにちは!名張市にある大学受験、高校受験対策の学習塾、名張理数研です。朝晩はずいぶん過ごしやすくなりました。

 

授業の予習について、みなさんにとって授業の予習は大切です。特に英語は予習が8割といってもいいでしょう。今回はそんなみなさんが行う予習ではなく、塾の先生(ひょっとすると学校の先生も)が行う授業の前の予習について私見を述べます。自分の考えが絶対的に正しいとは思いませんが、私はこれがみなさんにとって最善だろうと思ってこのようにしています。

私の場合、授業の予習は極力しないようにしています。なぜなら、悩んでいる姿というのも見てほしいからです。みなさんが思い悩むような問題の多くは、私たちでも解くのに少々時間がかかったりするものも少なくありません。それを知っておいてほしいのです。予習をしてきた先生の授業なら、「こうやって解くんだ!」と流れるように解いていきます。授業としてはすっきりしていて、実にスムーズです。一方で私の場合、「これでいけるかなぁ~」、「あれ!?いけへん・・・。」「あぁ、じゃぁ、こっちやなぁ・・・」「はい、できた。」と進みます。うちの塾の場合、質問を各自持ち寄ってくるので、そうせざるを得ないという側面もありますが、この思考過程を見てもらうことは、何物にも代えがたい価値があると考えています。

そんな、ちょっと勉強したくらいでぱっと解が出せるような問題ばかりではありません。とくに初学者のみなさんなら悩んで当然です。おっちゃんの解いているところを見て、そういところも感じてください。そして悩んで「キィー」となっているところから真似してください^^

 

塾の先生なんかで予習を一生懸命している人は、解けない問題があると「恥ずかしい」と思ったりするのでしょうか。私自身はあまりそれがないのか、時には平気で「分からんから調べる。」と言います。実際、私なんか、中高生のみなさんよりはいわゆる学力が少々高いだけで、それ以外の能力は若い皆さんの方がはるかに優れています。そのためいつも生徒に対してもリスペクトの気持ちしかありません。そういう気持ちがあるから、分からないことを恥じるということがあまりないのかもしれません。

もちろん恥ずかしいとかそういう思いではなく、授業で補足の知識などを伝え忘れることがないように台本を書くような感じで予習をされている先生もいらっしゃいます。ただ私は、この伝え忘れがほとんどないです。よってビックリするくらい話が長いです^^ こいつに聞くと、なんぼでも喋るから、何とか自力で解決する!!なんてなってくると、それはそれでよい学習効果を生み出すはずです。

こういった良い循環を生み出すのが名張理数研の特徴の一つであります。塾生のみなさん、この波にしっかり乗ってくださいね。

 

ちなみに、そんな私でも高校生の模試や各大学の過去問なんかは解説前に予習しています。これはしないと時間がいくらあっても足りなくなりますので・・・。おっちゃんは話も長いけど、解くのも遅い・・・^^;