キャンペーン情報やお役立ちコラム

こんにちは!名張市にある大学受験・高校受験対策の個別指導学習塾、名張理数研です。

 

さて、今月世間を賑わせたというと、松居一代さんではないでしょうか?最近では少し食傷気味になったひとも多いかと思います。揉めている内容が、極めて個人的なことなので、事の真偽は分からないですし、それについては特に思うこともないのですが、「ちょっと何言ってるか分からない」という点が人に怖い印象を与えるのではないかと思います。

もちろん個人のブログやSNSなので、自由に書いてよいですが、例えば中学生や高校生のみなさんがテストや作文をしなければならないときに、こんな文章では0点です。何が問題なのかというと

①きわめて情緒的

②余計な情報が多すぎる(全部話さないと気がすまない。)

この2点が極まっているので、「ちょっと何言っているか分からない。」という状態に陥ります。

人に何かを伝えるとき、感想などは最後に少しふれることです。食べ物の味なんかを伝えるときに、美味しかっただけでは伝わるようで、ほとんど伝わっていないのです。面接なんかで「私はすごいんです!」と繰り返したところで、本当にすごいとは思ってもらえません。伝えたいことに対してそれを証明する具体的な情報が必要なのです。

そして、何かを伝えるとき不要な情報はそぎ落とすことです。あることを伝えようとして、それとは無関係の別の事例を紹介する。これはいくら具体的でも意味はありません。さっきの話はどうなった!?となるだけです。

 

松居一代さんのブログ、ああなると言葉って伝わらなくなるんだという良い事例だと思います。反面教師としてご覧になるのも良いと思います。

今の中高生は、社会に出ると、これまで以上に伝えるという力が求められます。一方で、作文や発表したりするのは苦手という人も多いと思います。しかしながら、「わず」や「草」なんていう新しい表現を生み出すくらいクリエイティブなみなさんです。ちょっとした心がけ一つで、私たちおっさん世代よりはるかに上手な文章が書けるようになるはずです。

今日書いたような事を変えるだけでも、ガラリと文章は変わります。是非意識してみてください。