こんにちは!名張市にある大学受験、高校受験対策の学習塾、名張理数研です。
4月の前半は当塾では三者面談を行いました。
テーマは進路指導や学習の進め方になってくるのですが、本日は進路指導についてお話します。
進路決定にあたって、もっとも有益な情報源をいま現在通われている学校と考えていないでしょうか?もちろん学校も多くの情報を持っていますが、積極的に情報収集をしている学習塾、予備校の比ではありません。学習塾の中にはとにかく勉強さえ教えれば良いという考えのところもあるので、例外も多いとは思います。そのためその辺りはしっかりと見比べていただきたいところです。
学校の場合、受験情報を取ることは本来の業務ではありません。ご存知の通り、教員の仕事はかなりの激務です。担当する生徒数も多いです。生徒一人ひとりをしっかり見て進路指導をするというのは困難だと思いますし、学校の先生へそれを期待するのは少々酷なことだろうと思います。
我々のような小さな塾でも、オンラインミーティングや種々の会合で毎月のように情報交換が行われます。全国の同業者、関係先と情報を共有しているわけです。情報量は必然的に増えてきます。
ましてや進路を決めるにあたってのアドバイスはほぼ当たり障りのないことだろうと思います。いくら優秀な先生でもほとんどの場合教員の経験しかないわけです。そしてこの教員という職種は異業種との接点を持つことができないのです。よって、ある生徒がこんな仕事がしたいと相談に来ても、ネットで調べればスグに出てくるような情報しか出せないはずです。もちろん近隣の予備校や塾のことについても学校の先生はほとんど知らないはずです。
塾はどこがいいですか?なんて学校の先生に聞いても大手しか答えられないですので聞くだけ無駄というものです。現役生もそうですが、特に浪人が決まってしまって、高校の担任に予備校はどこがいいですか?なんて聞いても、もちろん回答はあるでしょうが、知っているわけないんですよ。つまり自分で考えなければいけないのです。この結果になったのは、自分に何が足りなかったのか正確に分析して、そこを改善できる環境を探すべきです。
3年間そこで学んで、その結果になったのでしょう?なぜそこでまたそこに頼ろうとする?
まず自分でしっかり現状の己のことを省みて、考えて、考えて、考え抜いてから実際の行動に移してください。考えるためには正確な情報が必要です。他人からの情報は必ずしも真実ではない。私がみなさんに伝えることもそうです。このことは忘れないでいただきたいと思います。自分が感じたこと、経験したことを今一度整理して、足りないものは何か明確にしてください。
自分以外でもっとも正確な情報を持っているのは、一つ上、二つ上のみなさんの先輩です。経験者の情報がもっとも使えます。大学受験に関して言えば私も経験者ですが、もう20年も前のことです。やはりある面では正確性に欠ける部分もあると思います。その部分を補うためにも学生講師を弊所では活用しているわけです。生徒のみなさんは上手に活用してください。
受験で不安を抱えているみなさんは、まずは信頼できる先輩に連絡をとってみてはいかがでしょうか?