こんにちは。名張市栄町にある大学受験、高校受験個別指導学習塾名張理数研です。さて、中学3年生の理科は現在電気分解から電池のところを学習しているようですね。電気分解は理屈が分かれば簡単です。ポイントとしては電池と混乱しないように。今日は電気分解についての学習のポイントを軽く触れていきたいと思います。
電気分解とは
文字通り電気をつかって物質を分解することです。ですので電気が必要、すなわち装置のなかに電源が必ずあります。これを忘れないようにしてください。何を当たり前のことをと思う方の多いでしょうが、意外とみなさん忘れています。
電気分解は電子の受け渡し
電気分解では、電極とイオンの間で電子をあげたり、もらったりする反応が起きています。その電子の動きを自分で図などを描いて追ってみてください。教科書にのっている程度の事例で電子の動きはおおむね理解できるはずです。理屈としては非常にシンプルだということが理解できてくると思います。
電気分解の単元で覚えておくべきこと
電解質が水中でどのようにイオンに分かれているかは覚えなければなりません。
1価の陽イオン、2価の陰イオンなどです。これは必ず覚えること。覚えておけば、化合物の化学式を覚えたり、知らない化合物の化学式をその場で書くときにも役に立ちます。
下の写真は電子の動きを図にしたときの一例です。これを自分でいくつかの化合物についてやってみてください。