キャンペーン情報やお役立ちコラム

こんにちは。名張市になる大学受験、高校受験のための学習塾、名張理数研です。夏休みが終わった学校もでてきましたね。塾生たちは比較的規則正しい生活をしていたようで、本当に今年の生徒たちはしっかりしています。

さて、今日は勉強への意識を変えてみようということで、表題のようなタイトルにしました。

 

知識を定着させるには興味を持つことが大切

「へぇ~!」とか「なるほど」なんて感じると知識は定着しやすいです。一方、「テストがあるから覚えなきゃ!」では、やっている割に中々頭に入ってこないという経験は程度の差こそあれ、みなさん経験したことがあるのではないでしょうか。例えば過去にウチの塾生に、鉄道好きの男の子で近鉄の路線図を完璧に覚えているという子がいました。これは好きだから覚えられるのであって、当然私には真似できません。興味が沸けば記憶力が向上するのではないかと思います。

 

勉強する目的をテストとすることの弊害

ここでいうテストというのは学校の定期テストや高校や大学の入学試験すべて含みます。定期テストでは、良い結果のとき、悪い結果のときがでてきます。入学試験でははっきりと合否が分かれます。つまり本人の努力に関わらず悪い結果が出てしまう可能性が少なからずあるわけです。こんなに努力したのに結果がでなかった。この事実に対して、人はできない理由を探しがちです。得てして、それを先天的なものや外的なものに求めます。そうすると「どうせ無理」という発想が生じやすくなります。これがテストを目的とする勉強の弊害の一つと考えます。

知識を増やすにはもっと知りたいと思うこと

新しく何かを学ぶと、新たに分からないことが生まれます。その分からないことについて調べていくと、無数の未知の事象に出会います。その事象の多くは、自分が知らないだけで一般には広く知られた事実であることが大半ですが、中にはいまだ人類が到達していない領域があるかもしれません。宇宙や深海の奥深くに関する事柄などが代表例でしょう。もしあなたが、アメリカ人に恋をしたとしら「I love you. 」以外の表現方法を学ぼうとするはずです。知れば知るほどもっと知りたいと思うはずです。これは人間が共通して持っている特性だと思います。テストのため、受験のためがこの特性が発現することを妨げているという面はあると思います。

受験のことは少し横においてさ・・・

私は学習塾の経営者ですので、みなさんが志望校へ合格するために全力を尽くします。しかし、みなさん自身は受験のことは少しだけ横において、その学問をより深く知りたいと興味を持つことを優先してください。確かに覚えなければいけないことを覚えなければ合格はできませんが、覚えなければならないことの奥にある深いところも知ろうとしてください。だから私は、辞書を使え、教科書をよく読め、図表や資料集で調べろと言うのです。おそらくその大半は受験に直接役に立たないでしょう。しかしながら、そうすることで結果的にすべてがうまくいくような気がします。おそらく本来の学ぶとはそういうものだと思います。問題集の問題が正解さえすればいいという勉強から少し意識を変えてみましょう。その方がすべてにおいて良い結果をもたらすと思います。