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こんにちは!名張市にある大学受験、高校受験のための学習塾、名張理数研です。みなさんを悩ませる暗記について語りたいと思います。

 

私自身の記憶力について

自己評価ですがかなり良い方だと思います。中学生くらいまでは、社会の教科書を頭の中でスライドショーのように再生できていましたし、小学生のころは、クラスメイトと喧嘩していると、「ボクそんなこと言っていない。」なんて言われることがありましたが、「昨日の〇時〇分に言いっていた」と指摘して、今度は嘘つき呼ばわりされるなんて言う経験が多々ありました。大学卒業後の就職先で、顧客リストをわたされ、取引先所在地や担当者の氏名を1週間ですべて覚えろみたいな嫌がらせがありましたが、1週間で完璧に覚えてきて、上司をビビらせた経験もありました。というくらい記憶力は良かったと思います。こんな話をすると、先生だからできたんじゃないか。と指摘されることもありますが、そうではなくて、私と暗記を苦手とする子どもたちにはある決定的な違いがあることに気づきました。このあたりの意識を修正すれば暗記が苦になることは無くなるのではないかと思います。

ネガティブ思考が記憶を妨げる

「こんなにたくさん覚えられない。無理~!」みたいなことを言う子たちがやたらと多いですし、そう考えている時点で記憶できません。私なら「期日までにどんなことをしても覚えたる!!」としか考えません。覚えるためにありとあらゆる策を講じていきます。結果として、できないことの方が多いですが、最初から無理だとは考えません。この点は大きな違いだと思います。暗記に強くなりたければ、少なくとも勉強に関してはネガティブ思考を改めていく努力が必要です。

暗記を楽しむ

新たに何かを知るということは、基本的に人間にとって楽しいことのはずです。興味があるとかないとか関係ないです。居酒屋ではじめて会ったおっさんの出身地なんか興味ないですが、そこから話がはずむことは多々あります。「興味がない」とか「こんなこと知っていても何の役にも立たない」なんていうのは結果として覚えられなかったときに自分を正当化するための言い訳にすぎません。新しく何かを知るということは人間が本能的に有している欲求です。

 

暗記を楽しむために

まずはテストのために暗記するというのをやめることです。そして、新たに手にいれた知識を実際に使ってみることです。英単語や漢字などをいくつか覚えたなら、それを使って文を作ってみたらいいんです。理科なら実際にやってみたり、自分が手に入れた知識をつかって、こんなこと出来ないかなぁと妄想してみるのもいいですね。社会なら、歴史上のある事件について、教科書上の経緯だけでなく、そこに関わる人物たちが実際どんな心境だったのか思いを巡らせるのも楽しいですね。少なくとも私はこういったことを誰に教わるでもなく自然と行ってきました。

たとえば、マグネシウムを燃焼させると、白色の炎を出し、白色の酸化マグネシウムができますが、こんなのはすぐに再現できるので実際にやってみたらよいと思います。

https://youtu.be/bjja2l6xX-M

暗記の極意とは

書いて覚えるとか、読んで覚えるとかやり方は人それぞれです。この日までにこれだけはどんなことをしてでも覚えるという強い意識が必要なんです。これが無いから、英単語を何十回もノートに書いて覚えられないのに、いつまでも同じように覚えようとするんです。中学生のときの覚え方、高校生での覚え方、そして今の覚え方は私自身まるで違います。これを覚えるにはどうしたらよいかをまず考えるんです。そしてもう一つは期日とノルマを明確にすることです。ひとつだけテクニカルなアドバイスをするのなら、期日とノルマは細切れにして、覚える手法についてすぐにフェードバックできるような形にしておくことです。覚え方を日々バージョンアップさせていけば必ず効率は上がります。頑張ってください!!