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ツイッターでフォローさせていただいているお湯先生( @aaiiyudayo)から上のような課題を頂戴しましたので、書いてみました。

課題分析

①アドバイスをするという課題

②対象は18~19歳の若者

③相談内容からすると回答者は医師あるいは医療従事者の立場と考えるのが妥当

つまり、医科大から出題と考えると自分が医師だとしたらどのようにアドバイスするかという問いではないか。

解答例

私は外科医になり10年になります。私自身いまだに死への恐怖心はなくなりませんし、実際に患者の死に直面することも日常茶飯事です。その度に自身の無力感に苛まれることも少なくありません。つまり恐怖心はなくならないということです。ただその恐怖心とうまく付き合うことはできると思います。いや、むしろその恐怖心は医師に必要不可欠な要素だと考えます。なぜなら、医療とは患者の死に真摯に向き合うことだからです。

 死は怖いものです。しかし当然のことながら患者は私たち以上に恐怖を感じていますし、同時に治療に伴う苦痛も抱えています。その恐怖心や苦痛に寄り添う姿勢がなければ医師は務まりません。相談者様は少なくともその点は満たしているのではないかと考えます。しかし、一方で過度な恐怖心のために医師が冷静な判断ができなくなってはなりません。恐怖心とうまく付き合うためには、誰よりも優れた医学的知識、技術を身につけなければなりません。これらの身に着けたことを、患者一人ひとりにあわせて最善の選択を続けていくことが医師のあるべき姿です。そのためには患者やそのご家族とのコミュニケーションも欠かせません。

これから大学に入り医学を学ばれることと思います。医学の習得のために誰よりも努力してください。その過程で培われた自信が死への恐怖と付き合う唯一の方法です。期待しています。(569文字)